私とバッチフラワーレメディの出会い

こんにちは。
バッチフラワーレメディセラピストで数秘鑑定士のあいです。
私は子供が13歳で不登校になって、なにか良いサポートはないかと探していた時に出会ったのがバッチフラワーレメディでした。

現在はセラピストとして活動をしており、数秘&レメディセッションや講座をしていますが、そのきっかけをくれたのが息子でした。

小学5年生くらいから先生や友人とのコミュニケーションについて問題が増えてきたり、学校を休むことが増えてきました。次第に成績も下がっていき、ますます学校が楽しくなくなり、それと同時にゲームの時間が増えて、私と息子は毎日喧嘩ばかりしていました。

具体的な解決法も見つからないまま、中学入学。2か月ほどして、学校に行けなくなりました。

先生の言っていることを、つなげて理解できない。移動教室がどこにあるかわからない。自分以外のみんなはちゃんと理解しているのに、なぜ自分は先生の話を断片的にしか理解できないのか? 友人とのコミュニケーションも、何を話して、どう振る舞えばいいのかわからない。

環境の変化に伴い、たくさんの新しい情報で脳と心に負担がかかり、朝起き上がれなくなりました。

当時の私は、発達の特性については本を読んだり、ユーチューブを見る程度で、脳内でどんなことが起きているのか?心のケアはどうしたらいいのか?など、詳しいことを理解しておらず、息子に対しては、ゲームの世界へ逃げることで、とりあえず現実逃避をしているのだ。と思っていました。

ですからどうにかしてゲーム時間を減らして、興味・関心を別の方向に向かわせようと必死でした。

目次

不登校になったら最初にすること

ある日薬局に行き、事情を話していると、薬局の方が「今のあなたに必要なのはこれね。」と出してくれたのがフラワーエッセンスでした。

その当時は息子がものすごく荒れていたので、親子で心が一番苦しい時期でした。

息子としては、先生や友達からも理解されない。親からも理解されない、なんて説明していいかわからないし、どうせ聞いてもらえない。「自分はひとりぼっちだ。」と感じていたようです。

言語化が苦手な息子は、怒りや短い暴言で感情を表現するだけ。彼の内側には吐き出したい想いがたくさん詰まっているようでした。

絶望的なタイミングで、薬局の方に勧められたフラワーエッセンスに出会い、飲んでいると、「なんだかわからないけど、これはとても良いものだ。」という不思議な感覚だけがありました。

そこから一気にフラワーエッセンス(以下レメディと呼びます) に魅了され、自分もスクールに入り、学びながら、日々自分のためにブレンドしたレメディを飲んでいました。

息子は荒れまくっていたので、最初はそんなものいらん!という感じで拒否していました。

それでも気になるのか、時々飲んでましたが、飲むとなんか嫌な感じがする。といってしばらく間をあけたりしていたので、最初からスムーズに飲んでくれたわけではなかったのですが、それでも私は自分自身を整えるために、自分用にブレンドボトルを作り飲んでいました。

当時、私がよくお世話になっていたレメディは、不安・心配・恐怖・イライラなどの感情をサポートしてくれるものでした。

不登校の子をお持ちのママさんなら私と同じ感情を経験している方もいると思いますが、とつぜん不安が押し寄せてきたり、将来の事を考えて絶望的な気分になったり、息子の部屋から聞こえる物に八つ当たりする音にびくびくしながら過ごす日々・・・だったんですよね。

きっと息子も私と同じ気持ちだったと思います。

「どうしたらいいんだろう?」

当時の私はいかにゲームの時間を減らして遅れを取り戻すように勉強させたり、スポーツ系の習い事をさせるかで頭がいっぱいでしたが、経験した今なら分かります。

まずやるべきことは心のケアでした。
親が子供のことを深く理解して、時間をかけていろんな体験を共有していけば、子供は自ら健全な選択をしていきます。

早く解決しないと。と常に焦っていた私は、
レメディのおかげで不登校は今すぐ解決しないといけない「問題」という自分の考え方が変わってきました。

結果よりも過程を重視する

親(私)が再登校というゴール設定をして、より早くその到着地点に着こうとする考え方よりも、どんなふうに子供が成長し、自己を発達させていくか。その過程が大切で、そのために必要な体験として、今の出来事が起きているんだ。

ということを徐々に信じられるようになってきました。

中学不登校3年間は、レメディのサポートもあり、心が持ち直してきて、何度か前向きに学校に通ったりもしていましたが、スイスの学校の不登校対応は当たり前ですが日本とは全然違います。

スイスでは不登校に関しては明確なルールや基準を設けられていて、週一は必ず心理カウンセラーに通うことを義務付けられますので、途中でやめるということはできません。仮に心理カウンセラーへ通うことを辞めたとしても、それに準じた機関のカウンセリングやセッションを最低週に1度は継続して受けないといけません。これを怠る場合は、法律違反でネグレクトに当たり、裁判で訴えられ、一時的に18歳まで親権を奪われますし、子供は山奥にある施設に強制入居させられます。

※これは私が経験したケースですが、他にも類似する強制執行で親御さんがかなりのストレスを抱え、疲弊されている方もいます。

そのような状況下ですので、息子も一度は嫌がり拒否していた心理カウンセラーを再開し、レメディで気持ちを整えて、久しぶりに登校しても、学校に通うと先生から厳しいことを言われたり、1分の遅刻で、「遅刻だから教室には入れないからもう一度家に帰って、次の授業から参加しなおしなさい。」といわれていました。

事前に、「大勢で教室に入るタイミングが本人は苦手なので、少しだけ遅刻して教室に入らせていただきたいのです。」とお伝えしても、

「マダム、最近はそんなことばっかりいう親御さんだらけで、こちらはそんなことにいちいち対応してられないんですよ。時間通りに来るようにむしろ、あなたが息子さんに説明しなければいけないんです。社会の厳しさを今から学んでおかないと、将来こまるのは息子さんなんですよ」

といわれ、

案の定、少し遅れていくと、教室に入れてもらえなかった。と帰ってきました。

遅刻を容認することで、クラスの士気が落ちる。
遅刻した子にやさしくすることで、自分も遅刻していいんだ。というような負の連鎖を起こさせたくない。という先生の想いと、

授業前の大人数でごちゃごちゃした雰囲気が苦手で、静かになったところで後ろの方からそっと席に着きたい。という息子の気持ち。

ここに答えはないのかもしれないですね。

発達特性も学校や担任の先生によるのかもしれませんが、あまり考慮はされませんでした。人はみんないろんな特徴があって、試練をそれぞれ乗り越えて大人になるんだから、いちいち細かい要望には合わせられません。とのことです。

いろんな見方があると思いますが、国が違えば、考え方は違います。

発達特性のある・ない。で人を判断しない良さがある。とも言えますので、ここに関しては、起きていることには意味がある。と信じて乗り切りました。

その後もいろんな経緯があり、ホームスクーリングを申請しても認められず、スイスの教育システムではなかなかゆっくり心を回復させることは難しいと夫婦で判断して、長男をつれて2023年7月、日本へ帰ってきました。

次男は学校生活を楽しんでいるので、パパとスイスで二人暮らし。
私は長男と二人で、日本の実家暮らしがスタートしました。

日本にきてから、長男は心からのびのび過ごしています。私も日本に住んだら、あまりうるさく言わないようにしよう。そして息子自身の心の回復と前向きに生きる力を信じて待とう。と決めていました。

脳と心が回復して、自信をもって前向きに生きれるようになるまでは、時間がかかるだろう。という事だけは心に留めています。とにかく私は結果よりも過程を一つ一つ踏んでいくことに集中しました。

バッチフラワーレメディと思春期

話は前後しますが、3年前からレメディを飲みはじめて、息子の心は少しずつ落ち着いた日が増えてきて、自分の考えを話してくれるようになりました。

自分が何をどう感じているのか?今、どんなことを考えているのか?素直な気持ちを話してくれるようになりました。今まで心の中に溜まっていたものを、少しずつ出していって、心が軽くなっていくようでした。

昔は、自分の気持ちをあまり話してくれなかったので、息子が何を思っているのかは「想像」で把握していましたが、レメディを飲んでからは頭と心が繋がり、スムーズに言葉が出てくるようになりました。

そうすると、案外私が想像していた事とは全然違うことを感じていたりして、私の思う息子の姿とは、違う一面を知ることが出来ました。私が思っているよりもはるかに深く考えていて、小さな出来事にもとても敏感に感じたり、考えたり、想像したりしていました。

今は16歳なので、俯瞰したり、自分自身を客観的に見つめて気づいたことなどを話してくれます。発達過程で誰もがぶつかるような悩みを持ち、自分なりに考えて、私に質問してきたり、自分はどうしたいか?など考えていることをアウトプットするようになりました。

何気ない親子の会話がときに深い人生観にまでつながったり、過去に起こったことを客観的に分析し、そこから学びを得たりしているのを見ると、レメディの力は本当に素晴らしいと思います。

最近では私の相談にも素晴らしいアドバイスをくれるようになりました。

今まで点と点で存在していた人生の出来事を、高い視点でつなげて学び、自己成長している。

そんな表現がピッタリです。

外から見つめる自分

15年暮らしたスイスを離れ日本に住むことで、文化の違い、人種の違い、日本の雰囲気、いろんなことを日々息子は学んでいます。そしてスイスにいるときはスイスは大嫌い。とまで言っていた息子ですが、日本にいることで次第にスイスの良いところなども見つけて感謝するようになりました。

このように、内側にいるときには気が付かないことも、一度外に出てみることで、改めて冷静に見つめることが出来る機会を与えられたことに感謝したり、家の中にいてネットの人たちと繋がっているだけではわからない外の世界も楽しいことが沢山ある事。リアルな人とのコンタクトが自分自身の達成感や成長につながるという事を自分で気が付いていき、今は自分のペースでいろんなことに挑戦中です。

スイスにいた頃はゲーム友達と繋がる以外に自分の居場所を感じられないようでしたが、環境の変化とレメディの継続が息子の心に変化をもたらしています。

子供の生きてきた世界は狭いです。発達特性のある子はとくにネガティブな記憶が強く残りやすい傾向にあります。過去のいろんなトラウマや先生や友人から言われた突き刺さる言葉など、ネガティブな思い出が長い間心の中に占めていましたが、それらが少しずつ癒されていき、大変なこともあったけどそれでも楽しかったことなどを思い出すようになりました。

見えない世界を信頼する

レメディを飲んでいると不思議なことが起こります。
その子のいる環境が適切でない場合は、一旦離れるように物事が展開していったり、新たに支援してくださる方々との素晴らしいご縁がつながったりします。

これは周波数を勉強するとわかるのですが、レメディを飲むことで、ネガティブな感情に共鳴した現実が、少しずつ良い方に変わり始めて、本人にとって最良の学びとなる気づきや環境の変化などを起こしてくれます。

私もレメディを飲み始めて3年以上たちますが、自分の出している周波数に合った現象がおきて、そこから深い学びを得ている感覚がありますし、それは嫌な感じで学ぶというのではなく、ふと、気づかせてくれる。というものです。

意図していなければ、気づかずに通り過ぎてしまうような小さな気づきから、しっかりとサポートを感じられるものまで様々ですが、私や息子、またはお客様のお話を聞いても、レメディの体感は間違いない。と確信するようになりました。

レメディの作用は、人により差はありますが、私ははっきりとした体感が得られるまでに3か月かかりました。直感でレメディは素晴らしいものだとわかってはいましたが、それを顕在意識化するまでには至らない。という感じでした。

最初に私の変化に気が付いたのは主人でした。いつもなら喧嘩になったり、感情的になる場面で私が落ち着いているのが不思議だったそうです。

38種類のレメディの作用一つ一つを勉強すると、頭でも理解することが出来るので、その相乗効果もあったのかもしれません。過去のネガティブな自分の中の感情と、植物がもたらしてくれる作用が結びついて、「いつもぐるぐるしていた理由はこれだったのか!」と気づけた時の感動は今でも私の心に残っています。

私たちの精神性はどこまでも成長させることが出来ます。周りからの影響で簡単に左右されない、太い自分軸が一本、自分の中に通るように、心を成長させてくれる。バッチフラワーレメディはそんな不思議な植物による心の自然療法なのです。

ママとこどものやさしい時間を生み出すバッチフラワーレメディを信頼して使っていただきたくて、私の体験の情報発信をしています。

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